「給湯器の電源をつけっぱなしにすると、ガス代や電気代が跳ね上がるのでは?」と心配になること、ありますよね。特にお風呂や炊事でお湯をたくさん使う冬の時期は、毎月の料金請求を見るのが少し怖くなるものです。私も以前は、使うたびに律儀にリモコンのスイッチを切っていましたが、実はお湯を出していない時の待機電力や、機器の寿命への影響、さらには冬場の凍結や故障といったトラブルとの兼ね合いを考えると、単純に消せばいいというわけでもないみたいなんです。メーカーや修理業者の情報を調べてみると、ガス代に関しては意外な仕組みが見えてきました。この記事では、つけっぱなしにした場合の電気代の計算や、エコキュートや電気温水器での賢い運用方法、そして修理費用で損をしないためのポイントを詳しくお話ししていきますね。
- 給湯器をつけっぱなしにした場合の具体的な電気代とガス代の差
- 冬の凍結防止機能が作動するために電源通電が必要な理由
- 頻繁な電源のONとOFFが内部基板や機器の寿命に与える影響
- 旅行や外出時に知っておきたいエコキュートやガス給湯器の正しい設定方法
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給湯器をつけっぱなしにした時の料金とガス代の仕組み

「電源が入っている間は、ずっとガスを燃やしているんじゃないか」と不安に感じる方も多いと思いますが、今の給湯器はもっと賢い仕組みになっています。ここでは、待機中のエネルギー消費の正体や、実際にどれくらいのコストがかかっているのか、具体的な数字を見ながらお話ししますね。
お湯を出さない待機中のガス代が0円になる理由
今のガス給湯器は、昔のバランス釜のように「種火」をずっと燃やし続けているわけではありません。実は、蛇口をひねってお湯が流れるのをセンサーが検知して初めて、電子的にパチパチっと火をつけるオンデマンド方式なんです。
つまり、リモコンのスイッチが「入」になっていても、お湯を出していない間はガスの通り道である電磁弁がガッチリ閉じられています。物理的にガスが流れないようになっているので、待機中のガス代は基本的に0円と考えて大丈夫ですよ。私もこれを知った時は、「あ、消し忘れてもガス代は無駄になってなかったんだ」とかなり安心しました。
つけっぱなしで消費される待機電力と電気代の計算
ガス代はかからなくても、リモコンの液晶や内部のコンピューターを動かすための「待機電力」は発生します。これがどれくらい家計に響くのか、一般的な目安で計算してみますね。
メーカーの資料などを見ると、待機電力はだいたい6.5W前後と言われています。これを1kWhあたり27円として計算すると、1時間で約0.17円、1日で約4円、1ヶ月(30日)だと約126円になります。1年ずっとつけっぱなしにしても、1,500円ちょっとという計算ですね。もちろん、お住まいの地域の電力会社やプランによって前後はしますが、驚くほど高額というわけではなさそうです。
リモコンの電源をこまめに消す節約効果の現実的数値
では、使うたびにこまめに電源を切ると、どれくらい節約になるのでしょうか。実は電源を切っても、時計機能や凍結防止の監視のために1W〜2W程度の電気は使われ続けています。
仮に、毎日半分(12時間)だけ電源を完全に切ったとしても、節約できるのは1日で2円、年間でわずか500円〜600円程度かなと思います。この金額を「大きい」と捉えるか、「手間やリスクを考えたら小さい」と捉えるかが判断の分かれ目になりそうですね。私としては、後でお話しする冬のリスクなどを考えると、無理に消さなくてもいいのかなと感じています。
液晶表示が自動で消える省エネモードの仕組みと利点
最近の給湯器のリモコンって、しばらく操作しないでいると勝手に画面の表示が消えるようになっていますよね。これは「省電力モード」や「セーブモード」と呼ばれる機能で、電源ボタンを押して消さなくても、自動で電気代を抑えてくれる仕組みなんです。
「画面が消えているから電源が切れた」と勘違いしがちですが、運転ランプがついていれば中ではしっかり動いています。この状態であれば待機電力はさらに最小化されているので、ユーザーがわざわざ手間をかけなくても、メーカー側で効率よく節約できるように設計されているんですね。
冬の配管凍結を防ぐヒーター作動と電源通電の重要性
冬場に最も気をつけたいのが、配管の凍結です。給湯器には、気温が下がると自動で配管を温める「凍結防止ヒーター」が内蔵されていますが、これは電源が供給されていないと動いてくれません。
特に関東や関西の平野部でも、急な寒波でマイナス4度を下回るような夜は、電源を抜いていたりすると一晩で配管が破裂してしまうリスクがあります。水は凍ると膨らむので、金属の管を簡単に突き破ってしまうんです。冬の間だけは、料金の節約よりも「絶対に凍らせないこと」を優先して、電源は入れたままにしておくのが安全ですよ。
給湯器をつけっぱなしで使う料金面のリスクと機器寿命

つけっぱなしの方がお得な場合もあれば、逆に「この時だけは切らないと危ない!」という瞬間もあります。また、長く使い続けるためのコツや、エコキュート特有の節約術についても見ていきましょう。
凍結による故障の修理費用と運用コストの比較検証
もし凍結で配管が破裂してしまったら、どれくらいの修理費用がかかるか想像したことはありますか?簡単な補修で済めば数千円で済むこともありますが、内部の重要な部品(熱交換器など)が壊れてしまうと、3万円〜10万円近くかかってしまうことも珍しくありません。
年間の待機電力が1,500円程度なのに対して、一度の故障で数万円飛んでしまうのは、リスク管理の面から見てもかなり「割に合わない」ですよね。まさに「安物買いの銭失い」にならないよう、冬場は保険料だと思って電源を入れておくのが賢い選択だと言えます。
エコキュートの沸き上げ設定と不在時の正しい対処法
電気でお湯を作るエコキュートや電気温水器の場合は、ガス給湯器とは少し勝手が違います。これらは深夜の安い電気を使ってお湯を「貯める」仕組みなので、電源を切ってしまうと次にお湯を使う時に大変な思いをします。
もし数日間の旅行などで家を空ける場合は、電源をブチッと切るのではなく、リモコンのメニューにある「沸き上げ休止設定」や「旅行モード」を使いましょう。これなら、不在中の無駄な沸き上げをストップしつつ、帰宅に合わせてお湯を準備してくれるので、利便性と節約を両立できますよ。
基板の熱サイクルを抑えて電子部品の劣化を防ぐ方法
意外かもしれませんが、電子機器は電源を頻繁にON/OFFするよりも、一定の温度で安定させておいた方が長持ちすることが多いんです。これは「熱サイクル(サーマルサイクル)」という現象が関係しています。
電源を入れたり切ったりすると、基板の温度が上がったり下がったりして、部品がわずかに膨張と収縮を繰り返します。これが何度も積み重なると、回路に微細な亀裂が入って故障の原因になることもあるそうです。つけっぱなしにして定常状態を保つことは、実は機器へのストレスを減らすことにも繋がっているんですね。
落雷時の雷サージ対策として電源を抜くべき緊急事態
基本的にはつけっぱなしを推奨しますが、唯一の例外が「雷」です。近くで雷が鳴っている時は、電線を伝って異常な電圧が流れ込む「雷サージ」で給湯器の基板が焼き切れてしまうことがあります。
雷がひどい時は、可能であれば給湯器の電源プラグをコンセントから抜いておくのが最強の防御策です。ただし、手が濡れた状態でコンセントを触るのは感電の危険があって危ないので、必ず乾いた手で、安全を確認してから行ってくださいね。
24時間換気扇とセットで考える浴室の湿気カビ対策
給湯器の運用と合わせて考えたいのが、お風呂の換気扇です。これも「電気代がもったいない」と消してしまいがちですが、24時間つけっぱなしにするのが正解かなと思います。
浴室の湿度を下げておくことは、カビの発生を抑えるだけでなく、浴室リモコンの内部が湿気で腐食するのを防ぐ効果も期待できます。カビ取り剤を買ったり、リモコンを買い替えたりするコストに比べれば、月数百円の換気扇代はとても安い投資ですよ。家全体を健やかに保つためにも、給湯器と一緒に「常時稼働」を意識してみてください。
給湯器をつけっぱなしにした時の料金と運用のまとめ
ここまで見てきた通り、給湯器をつけっぱなしにした時の料金は、ガス代はかからず、電気代も月100円ちょっとということが分かりました。毎日こまめに消すことで得られる節約額は年間でもわずか数円から数百円程度。それよりも、冬場の凍結事故を防いだり、機器の寿命を延ばしたりするメリットの方がずっと大きいというのが私の結論です。
もちろん、お使いの機種や地域の気候によって状況は変わります。正確な情報は公式サイトをご確認ください。また、10年以上使っているような古い給湯器は、電源の管理に関わらず劣化が進んでいる可能性もあるので、不安な時は早めに専門家にご相談くださいね。基本は「電源ON」のまま、賢く快適に過ごしましょう。
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