寒い冬の朝や疲れて帰宅した夜、お湯が出ないというトラブルは本当に困りますよね。リモコンにパッと表示された見慣れない数字に、どうすればいいの?と不安を感じている方も多いはずです。実は、その数字はガス給湯器エラーコード一覧というメーカーからの大切なメッセージなんです。リンナイやノーリツ、パロマ、パーパスといった主要メーカーごとに、そのエラーが何を意味しているのか、自分でできる直し方やリセットの手順があるのか、あるいは寿命による故障で修理費用がかかるのかなど、気になるポイントはたくさんありますよね。この記事では、私が調べた情報をもとに、今すぐ確認すべき対処法から、専門業者にお願いするべき判断基準までを分かりやすくまとめてみました。なお、正確な情報は各メーカーの公式サイトをご確認いただき、最終的な判断は専門家にご相談くださいね。
- 主要メーカー別のエラーコードが意味する具体的な故障内容
- 自分で試せるリセット操作の手順と繰り返す際のリスク
- 修理と交換を判断するための使用年数や費用の目安
- 失敗しないための優良な修理業者の見極め方とチェックリスト
\ 口コミや価格を徹底比較 /
ガス給湯器エラーコード一覧で見る故障の原因と対処法

給湯器のリモコンに表示されるエラーコードは、一見難しそうですが、実は法則性があります。まずはメーカーごとにどのような特徴があるのか、そしてよく目にする数字がどんな状態を示しているのかを見ていきましょう。
リンナイの給湯器でよくあるエラーの種類とリセット方法
リンナイの給湯器は、燃焼制御がとても細かく設定されているのが特徴です。そのため、エラーコードも「給湯」「ふろ」「暖房」といった系統ごとに詳しく分かれていることが多いですね。
よく見かけるコードには以下のようなものがあります。
- 111(給湯点火不良): 最も多いエラーの一つで、火がつかない状態です。ガス栓が閉まっていないか、ガスメーターが遮断されていないかを確認してみてください。
- 140(過熱防止装置作動): 機器が熱くなりすぎた時に出る安全装置のサインです。これは少し注意が必要なエラーですね。
- 290(中和器水位異常): エコジョーズ特有のエラーで、ドレン排水の通り道が詰まっている可能性があります。
- 888(点検時期告知): 故障ではなく「10年使ったから点検してね」というお知らせです。
リセットの方法は、基本的にお湯を止めてからリモコンの運転スイッチを「切」にし、もう一度「入」にするだけです。これで消えない場合は、外にある電源プラグを一度抜いて、10秒ほど待ってから差し直すと復旧することがあります。ただし、何度も繰り返すのは危険なので、1、2回試してダメなら専門家に相談するのが安心ですよ。
ノーリツ製品の表示コードの意味と不具合の直し方
ノーリツのエラーコードは視認性が高く、3桁表示の場合、末尾の数字でどこに異常があるか分かるようになっています(0なら給湯、1ならふろ、2なら暖房関連)。
- 11(110・111): 点火不良です。ガスが来ているか、他のガス器具(コンロなど)が使えるかチェックしましょう。
- 140: 過熱防止装置が作動しています。空焚きのような状態や、内部の部品が熱を持ちすぎているサインです。
- 290: 中和器の異常です。冬場だと、排水管が凍結してお湯が出なくなることもよくあります。
- 710: 電装基板の不具合。これは自分での対応が難しく、プロの出番になることが多いですね。
直し方としては、まずはリモコンでの再起動を試してみるのが基本です。もし冬場に「290」が出て、排水管が凍結している心当たりがあるなら、自然に解凍するのを待つのが一番安全かなと思います。無理に熱湯をかけると配管が割れる原因になるので、ぬるま湯をゆっくりかける程度にしましょう。
パロマの安全装置が作動した際のエラー内容と確認事項
パロマは独自の安全機構に力を入れているメーカーです。例えば、熱交換器の異常を検知する「面状過熱防止装置」などがあり、エラー検知も厳格な印象があります。
- 11 / 111: 点火不良。ガス切れや、点火プラグの汚れなどが考えられます。
- 32 / 320: 空焚き防止。お風呂の栓を閉め忘れて湯はりをしませんでしたか?
- 632: お風呂のポンプの不具合。循環口のフィルターが汚れているだけで出ることがあるので、掃除をすると直るかもしれません。
- E1: 燃焼異常。これは一酸化炭素中毒のリスクもあるので、すぐにお湯を止めるべき深刻なコードです。
パロマの場合、安全のために一度作動すると簡単にはリセットできないエラーもあります。特に「140」や「E9」といった熱に関するエラーが出た時は、無理に動かそうとせず、すぐに修理を依頼したほうがいいですね。
パーパスの給湯器エラーを自分で解決するためのチェック
パーパスの給湯器は、湿気や大雨といった環境の変化に敏感なセンサーを搭載していることがあります。
- 011: 連続燃焼1時間経過。単なる消し忘れ防止機能なので、一度止めれば消えます。故障ではないので安心してください。
- 510: 元ガス電磁弁の異常。雨がひどい時や、落雷の後に一時的に出ることがあります。
- 050: 給気フィルターの詰まり。フィルターに埃が溜まっていないか確認して、掃除をしてみましょう。
パーパスの製品でエラーが出た時は、まず「何か一時的な要因(雨や長時間の使用)がないか」を考えてみると、意外と自分ですんなり解決できることが多いかもしれませんね。
111や140など主要な共通エラーコードの物理的背景
多くのメーカーで共通している「111」や「140」といったコード。これらがなぜ出るのか、その仕組みを少し知っておくだけで、焦らずに対応できるようになります。
| コード | 内容 | 物理的な原因の例 |
|---|---|---|
| 111 | 点火不良 | ガスが届いていない、湿気で火花が飛ばない、虫が排気口を塞いでいる |
| 140 | 過熱防止 | 熱交換器の詰まり、温度センサーの故障、内部の焼損 |
| 290 | 中和器異常 | 結露水の排水管が詰まっている、冬場の凍結 |
| 632 | 循環不良 | 浴槽のフィルターの目詰まり、お湯の量が足りない |
特に111(点火不良)は、冬場にガスの使用量が増えた時、メーターが勝手に遮断して止まることがよくあります。給湯器自体の故障ではないことも多いので、まずは外のメーターを確認しに行くのが解決への近道ですよ。
追い焚き不良を示す632エラーの原因と循環口掃除
「お風呂のお湯が温まらない!」という時に表示されるのが632エラーです。これは「お湯がうまく循環していませんよ」というサインなのですが、実は故障ではなくお手入れ不足が原因であることがほとんどです。
チェックすべきポイントは以下の通りです。
- フィルターの掃除: 浴槽内にある循環アダプターの網に、髪の毛や湯垢が詰まっていませんか?
- お湯の量: 循環口より5cm以上上までお湯が入っていますか?
- 入浴剤の成分: 粘り気のある入浴剤がセンサーに付着して誤作動している可能性があります。
まずはフィルターを外して使い古した歯ブラシなどで綺麗に洗い、お湯を足してから再度追い炊きを試してみてください。これだけで直ってしまうことも多いので、修理を呼ぶ前にぜひ試してほしいポイントですね。
ガス給湯器エラーコード一覧から判断する修理と交換の目安

エラーコードが頻発するようになると、「そろそろ買い替えかな?」という考えが頭をよぎりますよね。ここからは、経済的な視点から修理と交換のデッドラインについてお話しします。
10年以上使用した機器の故障は修理より交換がおすすめ
ガス給湯器には「設計上の標準使用期間」というものがあり、それが一般的に10年とされています。
なぜ10年なのかというと、内部のゴムパッキンがボロボロになったり、電子基板の部品が寿命を迎えたりする時期だからです。たとえ1箇所の修理に3万円払って直したとしても、翌月にはまた別の場所が壊れるという「いたちごっこ」になりやすいんですね。
- 7年未満: まだまだ現役。修理して使い続けるのがお得です。
- 7〜10年: 修理代が高額(3〜5万円以上)になるなら、交換も視野に入れましょう。
- 10年以上: メーカーに修理部品がないことも多いです。安全面も考えて交換を強くおすすめします。
10年を過ぎてエラーが何度も出るのは、給湯器が「もう限界だよ」と言っているサインかもしれませんね。
エコジョーズの中和器寿命を示す920番の交換時期
最近主流の「エコジョーズ」を使っていると、7〜10年目くらいに920や930というエラーが出ることがあります。これは故障ではなく、内部にある「中和器」という部品の寿命を知らせるメッセージです。
エコジョーズは排気の熱を利用する際に出る酸性の水を、中和剤(炭酸カルシウムなど)で中性にしてから流します。この中和剤がなくなると、環境保護のために最後には機械が止まってしまうんです。
- 920表示: 「そろそろ終わりだよ」という予告。1〜2ヶ月は使えますが、早めに手配しましょう。
- 930表示: 完全に寿命。お湯が出なくなるので、即交換が必要です。
中和器の交換費用はだいたい1.5万〜3万円くらいが相場かなと思います。これだけを直せばまだ使えることも多いですが、10年近く経っているなら全体的な点検も一緒にお願いするのがいいですね。
専門業者に依頼する際の修理費用の相場と見積もりの見方
いざ修理を頼むとなると、一番気になるのはやっぱりお金のことですよね。一般的な修理費用の内訳は「出張費 + 技術料 + 部品代」の合計になります。
目安としての相場はこんな感じです。
- 点火系の部品交換: 約1.5万〜3万円
- ポンプや水流センサーの交換: 約2万〜4万円
- 電装基板の交換: 約3万〜6万円
- 熱交換器の交換(重症): 約5万〜10万円
見積もりをもらった時は、「追加費用が発生しないか」を必ず確認してください。また、修理に来てもらうだけで出張費(数千円)は必ずかかるので、それを踏まえた上で「直す価値があるか」を判断するのが賢い選択かなと思います。
信頼できるガス機器設置業者の選び方と独自の施工保証
給湯器の交換を決めた時、どこに頼むべきか迷いますよね。ネットで探すと安さを売りにした業者がたくさん出てきますが、価格だけで選ぶのはちょっと怖いです。
チェックしてほしいポイントは3つです。
- 有資格者の在籍: 「ガス機器設置スペシャリスト(GSS)」や「液化石油ガス設備士」などの資格を持っている人が作業してくれるか。
- ダブル保証: 製品のメーカー保証だけでなく、その業者が独自に行っている「10年施工保証」などが無料で付いているか。
- 見積もりの透明性: 「工事一式」ではなく、廃棄代や細かい部材代までしっかり書かれているか。
突然の訪問で不安を煽るような業者は避け、地域での実績や口コミをしっかり確認してから決めるのが、後々のトラブルを防ぐコツですよ。
まとめ:ガス給湯器エラーコード一覧を賢く活用して安全に
ここまで、ガス給湯器エラーコード一覧の意味や対処法について見てきました。エラーコードは決して怖いものではなく、私たちの生活と安全を守るための大切なメッセージです。
「111」や「632」のように自分で解決できるものもあれば、「140」や「991」のようにプロに任せるべき深刻なものもあります。使用年数が10年近い場合は、無理に使い続けるよりも、最新のエコジョーズに交換したほうがガス代も安くなり、結果的に家計に優しいことも多いですね。
最後になりますが、ガス機器は一歩間違えると火災や一酸化炭素中毒などの大きな事故につながる可能性があります。少しでも「おかしいな」「怖いな」と感じたら、無理をせずガス会社やメーカー、信頼できる修理業者さんに相談してください。正確な情報は必ず公式サイト等で裏付けを取り、安全第一でお湯のある快適な生活を取り戻しましょうね。
よくある質問(FAQ)
給湯器のトラブルに直面した時、多くの人が感じる疑問をまとめました。私自身が調べた際に「なるほど!」と納得したポイントを中心に、一歩踏み込んで解説しますね。
Q1. 冬場に「111」や「290」が出やすいのはなぜですか?
冬の寒い時期にこれらのエラーが頻発するのには、季節特有の理由があります。
- 111(点火不良)の場合: 給湯器は冬場、冷たい水を一気にお湯に変えるために大量のガスを必要とします。この時、ガスメーターが「急激なガス使用=ガス漏れ」と誤認して遮断してしまうことがあるんです。
- 290(中和器水位異常)の場合: エコジョーズのドレン排水管が凍結し、水が流れなくなることでエラーが出ます。
どちらも機器の故障ではなく、環境的な要因であることが多いので、まずはメーターの復帰や配管の自然解凍を待つのが正解かなと思います。
Q2. エラーが出てもリセットすればお湯が出るなら、放置しても大丈夫?
結論から言うと、何度も繰り返すリセットは非常に危険です。
一回のリセットで復旧するなら、一時的な風の吹き込みや電圧の変動が原因かもしれません。しかし、数日以内に同じエラーが出るのは、部品が寿命を迎えつつある「末期症状」であることがほとんどです。
特に点火系のエラー(111など)をリセットで無理やり動かし続けると、未燃焼のガスが溜まって爆発着火の原因になることもあります。「とりあえず動くからいいや」と放置せず、早めに点検を検討したほうが安心ですよ。
Q3. 「888」は故障ではないと聞きましたが、消さなくてもいいですか?
888(または88)は、使用開始から約10年が経過したことを知らせる「点検告知サイン」です。故障ではないのでお湯は使えますが、そのままにしておくのはあまりおすすめしません。
10年という月日は、各メーカーが「安全に使える限界」として設計している期間です。
- 内部のパッキンが劣化して水漏れする
- 電装基板が熱で傷んでいる
といったリスクが隠れている可能性があります。この表示が出たら、今後も使い続けるための「有償点検」を受けるか、新しい機種への交換を検討する良いタイミングだと捉えるのが、経済的にも安全面でも理にかなっていると思います。
Q4. エラーコードは出ていないけれど、ガス臭い場合はどうすれば?
これはエラーコードを確認するよりも先に、直ちに行動すべき事態です。
給湯器には自己診断機能がありますが、微細なガス漏れをすべて検知できるわけではありません。
- すぐに使用を中止し、ガス元栓を閉める。
- 窓を開けて換気する(換気扇などのスイッチは火花が出る恐れがあるので触らない)。
- ガス会社に緊急連絡する。
「エラーが出ていないから大丈夫」と過信せず、自分の鼻の感覚を信じて、まずは安全を最優先してくださいね。
\ 口コミや価格を徹底比較 /

コメント