寒い日に突然お湯が出なくなると、本当に焦ってしまいますよね。リモコンにエラーコードが出ていたり、いつも聞こえる点火音がしなかったりすると、「故障かな?」と不安になるものです。そもそも給湯器のイグナイターとは、ガスに火をつけるための大切な部品なのですが、意外と知られていない存在かもしれません。この記事では、点火不良が起きる仕組みや修理費用の目安、自分でできるリセット方法などを分かりやすくまとめました。今の困りごとを解決するヒントになれば嬉しいです。
- 給湯器のイグナイターが果たす役割と点火の仕組み
- 点火音がしない原因とエラーコード111への対処法
- 修理費用の相場と本体を買い替えるべき判断基準
- DIY修理の危険性とプロに依頼すべき理由
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ガス給湯器のイグナイターとは点火を司る心臓部

給湯器の中でお湯を作るために、まず最初に行われるのが「点火」です。この重要なプロセスを支えているのがイグナイターという部品。ここでは、イグナイターが具体的にどんな仕事をしているのか、その基本的な仕組みから探っていきましょう。
給湯器のパチパチ音がしない原因と仕組み
蛇口をひねった時に聞こえる「パチパチパチ」という音、実はあれがイグナイターが頑張っている証拠なんです。イグナイターは、電気の力で強力な火花を飛ばし、バーナーから出るガスに引火させる役割を持っています。
もしこの音が全く聞こえない場合、イグナイター自体が故障しているか、そこへ電気を送る基板にトラブルが起きている可能性が高いかなと思います。ファンは回っているのに点火音がしない時は、この「火種を作る工程」がストップしているサインかもしれません。
点火プラグとイグナイターの電圧の関係
イグナイターは、家庭用の低い電圧を、一瞬でからという凄まじい高電圧に変える装置です。この高電圧が「点火プラグ」に伝わり、先端の隙間で放電を起こすことで火花が散ります。
イメージとしては、ライターのスイッチを押した時に出る火花を、もっと強力にしたような感じでしょうか。この強力なエネルギーがあるからこそ、瞬時にガスに火がつくようになっているんですね。
寿命による経年劣化と故障の兆候
形あるものいつかは壊れると言いますが、イグナイターも例外ではありません。一般的には7年から10年くらいが寿命の目安と言われているようです。
故障の前触れとしては、「なかなか火がつかずに点火音が長く続く」「最近お湯が出るのが遅くなった」といった変化が挙げられます。内部の部品が熱や電気の負荷で少しずつ弱っていくことで、火花を飛ばす力が足りなくなってしまうみたいですね。
雨や湿気が点火不良に与える影響
意外と盲点なのが、天候の影響です。雨の日や湿気がひどい時期は、イグナイターが発生させた高電圧が外に漏れてしまう「リーク」という現象が起きやすくなります。
本来なら点火プラグの先で火花になるはずの電気が、湿気のせいで別の場所に逃げてしまうんですね。台風の後に一時的にお湯が出なくなるのは、この湿気が原因のことも多いので、少し時間をおいて乾燥させると治ることもあるかもしれません。
エラーコード111が表示された時の診断方法
給湯器のリモコンに「111」という数字が点滅していたら、それは「給湯側の点火不良」を知らせるサインです。イグナイターがうまく火をつけられなかった時に出る代表的なエラーですね。
まずは落ち着いて、ガス栓が開いているか、他のガス機器(コンロなど)は使えるかを確認してみてください。もし他のガスが使えるなら、給湯器内部のトラブルの可能性が濃厚です。リモコンの電源を一度切って、入れ直すことで復旧する場合もありますが、何度も出るようなら部品の寿命を疑ったほうがいいかもです。
給湯器のイグナイター交換修理と費用の相場

エラーが消えないとなると、次に気になるのは「修理にいくらかかるのか」ですよね。部分的に直すのが得なのか、いっそ新しくした方がいいのか、そのあたりの現実的なラインを見ていきましょう。
自分で修理するDIYの危険性と資格の必要性
ネットで部品が売っているのを見かけることがありますが、給湯器のDIY修理は本当におすすめできません。というか、実は法律で資格が必要だと決まっている作業がほとんどなんです。
イグナイターは超高電圧を扱いますし、一歩間違えればガス漏れや爆発、火災といった重大な事故につながる恐れがあります。私たちが良かれと思って触ったことで、取り返しのつかないことになるのは怖すぎますよね。安全第一で、必ずプロの業者さんにお願いするようにしましょう。
リンナイやノーリツなどメーカー別の対応
リンナイ、ノーリツ、パロマ、パーパスといった主要メーカーは、どこも点火トラブルに関するエラーコードを統一してくれています。基本的には「11」から始まる番号が点火系の不具合ですね。
メーカーによって部品の形や配置は違いますが、修理を依頼する際はエラー番号を伝えるとスムーズです。各社の公式サイトには、ユーザーが試せるリセット方法も載っているので、まずはそちらを確認してみるのが安心かなと思います。
電磁弁やフレームロッドの不具合との見分け方
「火がつかない=イグナイターの故障」と決めつけるのはまだ早いです。点火システムには他にも重要な部品があるんですよ。
- 電磁弁(ガスを送る): ここが壊れるとガスが供給されません。「パチパチ」音はするのに火がつかない時は、ここを疑います。
- フレームロッド(火を見守る): 火はついたのに数秒で消える場合は、この部品が「火がついたこと」を検知できていない可能性があります。
このように、症状によって原因が違うので、専門家は音や火の消え方でどこが悪いかを見極めているんですね。
修理費用と本体買い替えの判断基準
イグナイター単体の交換なら、出張費や工賃を含めて10,000円から20,000円くらいが一般的な目安のようです。ただし、基板も一緒に直すとなると30,000円を超えることもあります。
判断のポイントは使用年数です。
- 5年以内: 修理して使い続けるのがお得。
- 7〜10年: 他の部品も寿命が近いので、修理を繰り返すより買い替えを検討し始める時期。
- 10年以上: メーカーに修理部品がないことも多いので、最新の省エネ機種へ交換するのが結局安上がりになるかもしれません。
異音や爆発的着火が起きた時の応急処置
「ボンッ!」という大きな音とともに火がつく状態は、かなり危険なサインです。イグナイターの火花が弱いために、ガスが充満してから遅れて引火している証拠なんです。
もしこんな音がしたら、無理に使い続けず、すぐに使用を中止してガス栓を閉めてください。そのまま使うと機器を傷めるだけでなく、大きな事故に繋がるかもしれないので、すぐに点検を依頼しましょう。
イグナイターとは給湯器を安全に使うための重要部品
最後になりますが、イグナイターとは給湯器が安全かつ確実にお湯を作るための、最初の一歩を担うとても大切なパーツです。小さな部品ですが、その役割はとても大きいんですね。
不具合が起きた時は不安になりますが、まずはリモコンのリセットやガスメーターの確認を試してみてください。それでもダメなら、無理に自分で直そうとせず、信頼できる業者さんに相談するのが一番の近道です。正確な情報は各メーカーの公式サイトをご確認いただき、最終的な修理や買い替えの判断は専門家と相談しながら決めてくださいね。
快適なお湯のある生活が、一日も早く戻ることを願っています!
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