寒い季節、冷え切ったお風呂を温め直そうとスイッチを押したものの、「あれ、なかなか温まらないな……」と感じた経験はありませんか?
特に冬場は、給湯器の追い焚きに何分時間がかかるのか、気になって何度も時計を見てしまうこともありますよね。
私も以前、追い焚きが遅くて「もしかして故障かな?」と不安になったことがありました。
実は、給湯器の仕組みや季節、それにガス代や電気代などのコスト面も含めて調べてみると、意外な事実がたくさんあるんです。
この記事では、そんな追い焚きに関する疑問や、少しでも早く温めるためのコツについて、私なりにまとめてみました。
この記事を読むことで理解を深められるポイント
- 追い焚きにかかる一般的な時間と季節による変化
- ガス給湯器とエコキュートそれぞれの仕組みと特徴
- 追い焚き時間が遅くなる原因と自分でできる対処法
- 追い焚きと入れ替えなどのコスト比較と節約テクニック
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給湯器の追い焚き時間は何分かかる?

普段何気なく使っている追い焚き機能ですが、改めて「どのくらいの時間がかかるものなの?」と聞かれると、意外と答えに迷ってしまいますよね。
実は、スイッチを押してから適温になるまでの時間は、お使いの給湯器の種類やその日の気温によって大きく変わるんです。
ここでは、一般的な目安や時間がかかってしまう理由、そして給湯器のタイプによる違いについて詳しく見ていきましょう。
一般的な追い焚き所要時間の目安
まず結論から言うと、追い焚きにかかる時間は私たちが想像しているよりも長くなることが多いようです。
例えば、春や秋くらいの水道水(約15℃)を一般的な適温(40℃)まで温める場合を考えてみましょう。
一般的な浴槽の湯量(200L)で計算すると、ガス給湯器の能力にもよりますが、理論上でも30分程度、実際には配管からの熱の逃げなども考慮すると約45分かかると言われています。
「えっ、そんなにかかるの?」と驚かれるかもしれませんね。
すでにある程度温かいお湯を数度上げるだけなら数分で済みますが、冷たい水から沸かし直す場合は、これくらいの時間がかかるのが正常な範囲なんです。
もし「数分で沸くはず」と思っていると、故障を疑ってしまうかもしれませんが、物理的にそれくらいのパワーが必要なんですね。
冬場の水温低下と時間がかかる理由
冬になると「夏よりも追い焚きが遅い気がする」と感じることはありませんか?
これは気のせいではなく、明確な理由があります。
冬場は水道水の温度が5℃以下まで下がることも珍しくありません。
先ほどの例で言えば、15℃から40℃にするのと、5℃から40℃にするのでは、必要なエネルギーも時間も段違いに増えてしまいます。
さらに冬場は、給湯器本体や配管そのものも冷え切っています。
お湯を温める前に、まず冷たい機械や配管を温めることに熱が使われてしまうため、浴槽のお湯に熱が伝わるまでに時間がかかってしまうんです。
条件によっては1時間近くかかることもあるようなので、冬場の追い焚きは「時間がかかるもの」と割り切って、早めに準備するのが良さそうですね。
エコキュートとガス給湯器の違い
追い焚きにかかる時間は、熱源の種類によっても大きく異なります。
大きく分けて「ガス給湯器」と「エコキュート(電気給湯器)」がありますが、この二つはアプローチが全く違うんです。
ガス給湯器
ガス給湯器は、ガスの強力な燃焼熱を使って、配管を通るお湯を直接加熱します。
火力が強いため、比較的短時間でお湯を温めるのが得意です。
スイッチを入れてからの反応も早く、パワフルに温度を上げてくれます。
エコキュート
一方、エコキュートは貯湯タンクに貯めたお湯の熱を使って、浴槽のお湯を温める「熱交換」という方式をとっています。
ガスのようにその場で燃焼させて加熱するわけではないので、どうしてもガスに比べると温度が上がるペースが緩やかになりがちです。
特にタンク内のお湯が少なくなっていたり、タンクの温度が下がっていたりすると、追い焚き能力が落ちて時間がかかってしまうことがあります。
循環フィルターの詰まりと掃除
「それにしても遅すぎる気がする……」という場合は、給湯器の故障ではなく、お手入れ不足が原因かもしれません。
浴槽の中にある、お湯が出てくる金具(循環アダプター)にフィルターが付いていますよね。
ここに髪の毛や湯垢が詰まっていると、お湯がスムーズに循環できなくなってしまいます。
給湯器は「お湯が流れていない」と判断すると、安全のために加熱を弱めたり停止したりすることがあります。
これが「いつまで経っても温まらない」原因の代表格なんです。
週に1回程度、古歯ブラシなどでフィルターを掃除するだけでも、追い焚きの効率がぐっと良くなることがありますよ。
意外と見落としがちなポイントなので、ぜひチェックしてみてください。
一つ穴と二つ穴の循環方式
少しマニアックな話になりますが、浴槽の穴の数も追い焚きの効率に関係しています。
最近の主流は「一つ穴(強制循環方式)」ですが、古いお風呂だと「二つ穴(自然循環方式)」の場合もありますよね。
一つ穴(強制循環方式)
ポンプを使って強制的に強い力でお湯を循環させます。
お湯を勢いよく吸い込んで温めて戻すので、浴槽全体が均一に温まりやすく、時間も比較的早いです。
ただ、配管が長いと汚れが溜まりやすいというデメリットもあります。
二つ穴(自然循環方式)
お湯の温度差による自然な対流を利用して循環させます。
ポンプがない分、お湯の流れがゆっくりで、温まるのに時間がかかります。
また、上の穴から熱いお湯が出るため、上の方だけ熱くて底は冷たいという状態になりがちです。
もし二つ穴タイプをお使いで時間がかかると感じるなら、それは構造上の限界かもしれません。
給湯器の追い焚きは何分?時間の短縮法

ここまで、追い焚きにはある程度の時間がかかること、そしてその理由についてお話ししてきました。
では、少しでも時間を短くしたり、気になるガス代や電気代を節約したりする方法はないのでしょうか?
ここからは、賢くお風呂を沸かすためのコスト比較や、今日からできる実践的なテクニックについてご紹介します。
追い焚きと入れ替えのコスト比較
「冷めたお湯を追い焚きするのと、一度捨てて新しくお湯を張り替える(入れ替え)の、どっちがお得なの?」というのは、永遠のテーマですよね。
一般的な都市ガスの場合で試算してみると、基本的には「追い焚き」の方がお得になることが多いようです。
追い焚きにはガス代がかかりますが、水道代はかかりません。
一方、入れ替えは新しい水の水道代がかかります。
この水道代の差が意外と大きく、トータルコストで見ると追い焚きに軍配が上がります。
ただし、プロパンガスの地域にお住まいでガス単価が高い場合は、差が縮まることもあります。
それでも、当日中の再入浴であれば追い焚きが有利ですが、翌日の冷え切った水(残り湯)を沸かす場合は、時間がかかりすぎて非効率になることもあるので、「完全に入れ替える」という選択もアリかなと思います。
エコキュートは高温足し湯がお得
先ほど、エコキュートの追い焚きは時間がかかるとお話ししましたが、実はエコキュートにはもっと賢い使い方があります。
それが「高温足し湯」です。
これは、タンク内の熱いお湯(60〜80℃など)をそのまま浴槽に足す機能です。
追い焚き(熱交換)だとロスが出やすいのですが、高温足し湯なら熱エネルギーをダイレクトに使えるので非常に効率が良いんです。
メーカーの試算でも、追い焚きより高温足し湯の方が光熱費が安くなると言われています。
しかも、熱いお湯が直接入るので、温まるスピードも圧倒的に早いです!
エコキュートをお使いの方は、追い焚きボタンではなく「高温足し湯」をメインに使うのがおすすめですよ。
蓋や保温シートでガス代を節約
物理的にお湯を冷まさない、熱を逃がさない工夫も非常に効果的です。
お湯の熱が一番逃げていくのは、水面からの蒸発なんです。
お風呂の蓋をするだけで、追い焚き時間が約5分短縮され、年間のガス代も数千円節約できるというデータもあります。
さらに私のおすすめは、100円ショップやホームセンターで売っている「アルミ保温シート」を水面に浮かべること。
蓋とダブルで使うと、驚くほどお湯が冷め肉くなります。
家族が入る間隔が空いてしまう時などは、こまめに蓋をするだけで、「次に追い焚きする時の時間」と「コスト」を確実に減らすことができます。
地味な作業ですが、チリも積もれば山となるですね。
よくあるエラーコードと対処法
追い焚きを使っていると、リモコンに数字が表示されて止まってしまうことがありませんか?
あれは故障のお知らせというより、「何かがおかしいよ」というサインです。
よくあるコードを知っておくと、慌てずに済みます。
- 632(循環不良):
これが一番多いかもしれません。フィルターが詰まっているか、お湯の量が足りなくて空気を吸っている可能性があります。まずはフィルター掃除とお湯足しを試してみてください。 - 032(浴槽排水栓の閉め忘れなど):
お湯を張ろうとしても溜まらない時に出ます。栓がしっかり閉まっているか確認しましょう。
エラーが出ても、まずは掃除や水位の確認で直ることが多いです。
それでもダメな場合は、無理せずメーカーや専門業者に相談してくださいね。
給湯器の追い焚き時間が何分かまとめ
今回は、給湯器の追い焚きにかかる時間や、その仕組みについて深掘りしてみました。
最後にポイントを振り返ってみましょう。
- 水から追い焚きする場合、45分程度かかるのは故障ではなく正常な範囲。
- 冬場は水温が低く、配管も冷えているためさらに時間がかかる。
- ガス給湯器は追い焚きが得意だが、エコキュートは「高温足し湯」の方が早くてお得。
- 循環フィルターの掃除や、蓋・保温シートの活用で時間短縮と節約が可能。
「何分かかるんだろう?」とイライラしながら待つよりも、仕組みを知って賢く対策することで、バスタイムがもっと快適になりそうですね。
是非、今日のお風呂から試してみて下さい。
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