お風呂に入ろうとした時や、洗い物をしようとした時に突然お湯がでない…そんなトラブルに見舞われると、本当に焦ってしまいますよね。特に「ユメックス」のロゴが入った給湯器をお使いの場合、リモコンに見慣れないエラーコードが表示されて、「これって修理できるの?」「それとも交換が必要かな?」と不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
ユメックスはかつて多くの家庭で愛用されていたブランドですが、実は現在、ガス給湯器の事業から撤退しています。そのため、故障した際のサポート体制や部品の在庫状況、さらには後継モデルへの買い替えなど、事前に知っておくべきポイントがいくつかあるんです。
この記事では、ユメックスの給湯器で不具合が起きた時にどう動けばいいのか、私の視点で詳しくまとめてみました。今の状況を解決するためのヒントになれば嬉しいです。
- ユメックス製給湯器の現状と修理が難しい理由
- 表示されるエラーコードの具体的な意味と対処法
- 修理と交換を判断するための基準や費用の目安
- 後継機種選びのポイントと信頼できる業者の探し方
\ 口コミや価格を徹底比較 /
ユメックス給湯器修理交換エラーコードでお湯がでない

ユメックスの給湯器をお使いの方にとって、一番気になるのは「今すぐ直せるのか」ということですよね。ここでは、ユメックスというブランドの背景から、よくあるエラーコードの内容、そして自分ですぐに試せるチェック項目について解説していきます。
ユメックスとノーリツのOEM 撤退後のサポート体制
「ユメックス(YUMEX)」という名前、実は今の「LIXIL(リクシル)」へと統合される前の、旧INAXが展開していたガス給湯器のブランドなんです。当時、製造を主に担当していたのは、日本を代表するメーカーである「ノーリツ」などでした。いわゆるOEM(相手先ブランドによる生産)という形ですね。
しかし、現在はリクシルがガス・石油給湯器の事業から完全に撤退してしまっています。そのため、故障した時にどこに連絡すればいいのか迷う方も多いのですが、実質的な窓口は製造元だったノーリツのサポート体制が引き継いでいる側面があります。
ただ、メーカー側としては「安全に長く使ってほしい」という観点から、古い機種については修理よりも最新の省エネ機種への交換を推奨しているのが現状のようです。
部品供給終了の現実!LIXILや旧INAX製品の寿命判断
給湯器には「補修用性能部品」という、修理に必要なパーツをメーカーが持っていなければならない期間が決まっています。一般的には製造が終わってから約10年とされています。
ユメックスブランドの製品は、販売終了からかなりの年月が経っているため、残念ながらこの10年という期間を過ぎている個体がほとんどです。つまり、せっかく修理を依頼しても「交換するための部品がもう存在しない」という理由で、修理を断られてしまうケースが非常に多いんです。
もし今お使いのユメックス製品で不具合が出ているなら、それは「設備の寿命」が来たサインかもしれません。無理に直そうとするよりも、新しい機器への交換を視野に入れたほうが、結果的に安く、安全に解決できる可能性が高いと言えます。
点火不良エラー111!ガスメーター復帰とお湯がでない原因
リモコンに「111」という数字が出ていたら、それは「点火不良」を意味しています。文字通り、火がつかない、あるいはついたことを機械が確認できていない状態ですね。
この場合、まずは落ち着いて「ガスが来ているか」を確認してみてください。
- ガスメーターのチェック: 地震(震度5程度)やガスの長時間使用で、安全装置が働いてメーターが止まっていることがあります。
- 他のガス機器: ガスコンロの火はつきますか?もしコンロもつかないなら、原因は給湯器ではなくガスの供給元にあります。
もしガスが来ているのにエラーが出る場合は、点火装置(イグナイター)の故障や、炎を検知するフレームロッドという部品に煤が溜まっていることが考えられます。また、大雨や強風の後に一時的に出ることもあるので、一度様子を見るのも一つの手です。
エラー140の正体!熱交換器の劣化と火災を防ぐ安全装置
エラーコード「140」は、給湯器内部が異常に熱くなって、火災などを防ぐための「過熱防止装置」が作動したことを示しています。これは、実はかなり深刻なエラーです。
多くの場合、内部の温度ヒューズが焼き切れているため、リモコンの操作だけで復旧させることはできません。原因としては、熱交換器というお湯を作る心臓部が詰まっていたり、水垢(スケール)が溜まって熱効率が落ちていたりすることが挙げられます。
このエラーが出た状態で無理に動かそうとすると、本体の焼損などの大きな事故につながる恐れがあります。非常に危険ですので、すぐにお湯の使用を中止し、専門の業者さんに診断してもらうようにしてください。
エラー610・710!ファンモーター故障や基板異常の解説
次に、機械的な故障で多いのが「610」と「710」です。
- 610(ファンモーター異常): 燃焼に使う空気を送る扇風機のようなパーツの故障です。これが壊れると、正しい比率でガスを燃やせなくなるため、一酸化炭素中毒を防ぐために止まってしまいます。
- 710(電装基板の異常): 給湯器の脳にあたる「基板」のトラブルです。長年の使用で電子部品が劣化したり、湿気で回路がショートしたりすることで発生します。
どちらも給湯器の基幹部品なので、ユメックス製品のように古い機種だと、やはり部品の確保が難しいケースがほとんどです。以前から「キーン」という異音がしていた場合は、モーターの寿命である可能性が極めて高いでしょう。
冬の凍結や中和器詰まり エラー290と排水トラブルの策
「290」というコードは、比較的新しい「エコジョーズ」というタイプの給湯器で見られるエラーです。これは「ドレン排水」という、お湯を作る際に出る酸性の水をうまく排出できていない時に出ます。
- 冬場の凍結: 寒い日に屋外の排水管が凍ってしまうと、水が流れずにこのエラーが出ることがあります。この場合は、気温が上がって自然に溶けるのを待てば解消することが多いです。
- 中和器の寿命: 排水を中和するフィルター(中和器)が、10年〜15年ほどで寿命を迎えることがあります。
もし排水管の掃除などで解決しない場合は、部品の交換や専門的なメンテナンスが必要になります。
修理交換エラーコードでお湯がでないユメックス給湯器

ここからは、実際に不具合が起きてしまった時に「修理」と「交換」のどちらを選ぶべきか、その判断基準や具体的なコスト、そして新しい給湯器を選ぶ際のポイントについてお話しします。
耐用年数は10年!修理費用の目安と交換すべき故障の予兆
給湯器の寿命は、一般的に「10年」が大きな目安とされています。もちろん15年、20年と動くこともありますが、メーカーが安全に使えると想定している期間(設計上の標準使用期間)は10年なんです。
もし修理をする場合、かかる費用の目安は以下の通りです(あくまで一般的な目安です)。
- 出張・点検料: 7,000円 〜 15,000円
- 基板・センサーの修理: 10,000円 〜 40,000円
- ファンモーターの交換: 10,000円 〜 35,000円
- 熱交換器の修理: 20,000円 〜 50,000円
ユメックス製品の場合、これに加えて「部品の取り寄せが可能か」という高い壁があります。せっかく点検に来てもらっても「部品がないから直せません」と言われ、点検料だけかかってしまう…というパターンが一番もったいないですよね。10年を超えているなら、交換を第一に考えるのが賢明かなと思います。
自分で試せる「リセット」の手順
故障かな?と思ったら、まずはこれだけ試してみてください。
- 蛇口をすべて閉める
- リモコンのスイッチを切って、数秒待ってから入れる
- (屋外の)電源プラグを一度抜き、10秒ほど待って差し直す
これでも同じエラーが出るなら、物理的な故障の可能性が高いです。
ガス会社と専門業者の違い!交換費用を安く抑える見積もり術
いざ交換を決めた時、どこに頼むのがベストでしょうか。主な選択肢は3つあります。
| 依頼先 | メリット | デメリット | 費用感 |
|---|---|---|---|
| メーカー | 知識が豊富で安心 | 交換は定価に近く高め | 高め |
| ガス会社 | インフラの信頼感 | 選べる機種が少ない | 最高 |
| 給湯器販売店 | 値引き率が高く早い | 業者選びが重要 | 最安 |
「どこがいい」と一概には言えませんが、少しでも費用を抑えたいなら、複数の業者から「相見積もり」を取るのが鉄則です。最近はスマホで写真を送るだけで見積もりをくれるネット系の専門店も増えているので、手間をかけずに比較できますよ。
後継機種はエコジョーズがおすすめ!ガス代削減と最新機能
ユメックス製からの交換なら、ぜひ検討してほしいのが「エコジョーズ」です。これまでの給湯器で捨てていた熱を再利用する仕組みで、熱効率がグンと上がっています。
- ガス代の節約: 年間で約10,000円〜15,000円ほど安くなる場合もあります。
- 環境に優しい: 二酸化炭素の排出量もカットできます。
また、最新の機種はスマホと連携してお風呂を沸かせたり、離れて暮らす家族の使用状況を確認できたりと、便利な機能が充実しています。10数年前の機種を使っていた方なら、その進化に驚くかもしれません。
無資格工事は厳禁!ガス機器設置スペシャリスト等の重要資格
給湯器の交換は、ガスや電気、水道を扱うとても繊細な工事です。そのため、工事を行う人には法律で定められた資格が必要です。
- 液化石油ガス設備士(プロパンの場合)
- ガス可とう管接続工事監督者(都市ガスの場合)
- ガス機器設置スペシャリスト(GSS)
見積もりを比較する際は、価格の安さだけでなく、こうした有資格者がしっかりと施工してくれるかどうかも必ず確認してください。安かろう悪かろうで、後からガス漏れなどのトラブルが起きては取り返しがつきませんからね。
ユメックス給湯器修理交換エラーコードにお湯がでない
ここまで見てきた通り、ユメックスの給湯器で不具合が起きてお湯がでない状況は、その多くが製品の寿命によるものです。表示されているエラーコードが深刻な故障を指している場合、部品供給が終わっている現状では、無理な修理よりも交換を前提に動くことが、結果として生活の質を守ることにつながります。
まずはリモコンの型番を確認し、信頼できる業者さんに相談してみてください。正確な情報は公式サイトをご確認いただき、最終的な判断は専門家とじっくり話し合って決めることをおすすめします。突然のトラブルで大変かと思いますが、この機会に安心で快適な最新の給湯環境を手に入れてくださいね。
\ 口コミや価格を徹底比較 /

コメント